平成30年12月30日
医食同源啓蒙活動報告3 〜健康な毎日はバランスの良い食生活から〜
私共株式会社寺田薬局(以下当薬局)は、創業以来105年に亘り地域貢献を心掛け、医食同源を啓蒙し続けてきました。
前回、医食同源を継続的に意識して貰うためには『手軽である事』が大切である事に気付かされました。(平成30年11月実施報告参照)。
今回は、この他に継続的に医食同源を意識して貰う方法として摂食頻度に注目しました。摂食頻度が多い食材であれば、当然継続摂取が可能です。そこで、調理用途の他、薬味として生でも利用される旬の食材『大根』に注目しフェアを実施しましたので以下報告致します。
大根は栽培農家協力の下、朝採れの新鮮な三浦大根を10 0本用意しました。大根の健康に寄与する効果・適切な使用部位や調理方法を示したパンフレット(以下パンフ)を作成しました。
医食同源フェア実施の薬局内外ポスター、チラシを作成し告知しました。
当日来局され『ポスターもしくはチラシを見た』と言われた方に『三浦大根』1本とパンフを差上げ、その解説をしました。
なおこの提供は当薬局でのお買物等とは関係なく実施しました。
平成30年12月27日にフェアを実施しました。
説明を受けた方々から以下の様な感想を多く頂きました。
・大根にこんなに優れた健康効果があるとは思わなかった。
・調理方法を工夫する事で健康効果がアップする事に驚いた。
・利用する部位によって適した料理や調理方法がある事を再確認できた。
・保存方法や選び方も再確認できたので無駄なく使いきれる。
今回は、単に摂食頻度に注目し大根を選びましたが、準備を進めるうちに調理方法(加熱・生)や使用部位(葉・根元・中央・先端)によっても異なる健康効果が得られる食材を選択していた事を知るに至り、改めて医食同源の奥の深さを知る事となりました。
今後も地域の方々と共に勉強するつもりでフェアを実施したいと考えます。